検診・健康お役立ち情報

毎日ドクタ- 健康かわら版 7月号

―  業績とストレス度合の関係/ヤ-キ-ス・ドットソンの法則 ―

産業医・毎日ドクタ-理事長 山田正樹

ヤーキース・ドットソンの法則

20150629

業績やパフォ-マンスを最高に発揮するためには、その仕事の難易度に見合った最適レベルのストレス度合、荷重、刺激が必要であり、そのストレス度合、荷重・刺激のレベルが高すぎるとメンタルやフィジカル面に疲弊をきたして業績・パフォ-マンスは低下します。またそのストレス度合、荷重・刺激のレベルが低すぎても業績・パフォ-マンスは低下します。そしてモチベ-ションを維持して恒常的に実力を発揮するためには、ピ-クポイントの手前で「まだやれる、もう少し頑張れる」一歩手前がベストポイントと心得ましょう。

 

ヤ-キ-ス・ドットソンの法則のポイント

① 業績を上げるには、最適レベルの負荷・プレッシャ-が必要

② 最適レベルの負荷・プレッシャ-は取り組む仕事の難易度により異なる

③ 簡単な仕事では少し高めの負荷・プレッシャ-をかけ能率アップをはかる

④ 困難な仕事では少し低めの負荷・プレッシャ-に止めてスモ-ルステップアップとする

⑤ 最適レベルの負荷・プレッシャ-は個人の能力・経験値により異なる

⑥ 恒常的にパフォ-マンスを発揮するためにはピ-クポイントの手前で維持をする