医療トピックス トピックス
毎日ドクタ- 健康かわら版 11月号 2017.10.31
一般財団法人 毎日ドクター

セカンド新人とは? うつ傾向回避の自己防衛策は!

産業医・毎日ドクタ-理事長 山田正樹

■セカンド新人とは?
セカンド新人とは全くの新入社員ではなく、入社3年目以降の社員の方が今までとは違う部署に異動した場合をいいます。
セカンド新人をとりまく環境には
①全くの新入社員ではないので即戦力として結果を求められることを、ご自身が認識しておりプレッシャ-を感じている。
②全くの新入社員に対するような教育期間や引き継ぎが少ない。
③異動先では当初は後輩の方が業績は良いが、後輩には聞きにくい。
このような事情が考えられます。

■セカンド新人のサポ-ト方法
異動先では新しいことにチャレンジする質的変化と、早急な結果を求められる量的負担が増大する可能性があります。この状態では、周囲のサポ-ト不足、ケアレスミス、空回り、自信喪失、うつ傾向と進んでいくことがあります。セカンド新人はタフそうに見えても繊細で、様々なプレッシャ-を抱えていることを理解しましょう。対策としては
①毎日会話をしてコミュニケ-ションを図りましょう。
②ある程度の習熟期間を設けましょう。
③トラブル時の相談を受けるメンバ-を、あらかじめ確立しておきましょう。

■うつ傾向回避の自己防衛策!
誰でも好不調の波はあります。コンスタントに前向きな考えを持ちましょう。以下にあげた12項目のポイントを心の引出に入れておき、ピンチの時に思い出してみましょう。

①仕事はメリハリをつけて集中とリラックスを使い分けましょう。
②パソコンを使用する業務では1時間毎にリフレッシュを心がけましょう。
③長時間、同じ姿勢で仕事をせず、こまめに立ったり座ったり体を動かしましょう。
④挨拶やコミュニケ-ションを図る会話は相手より先に話しましょう。
⑤選択肢を多く持ちましょう。
⑥失敗した時に自責の考え方(すべて自分が悪い)に陥らないようにしましょう。
⑦周囲の状況に過敏反応せず、イライラしたら深呼吸を3回しましょう。
⑧長時間残業増大の時はエンドレスの多忙にならないように工夫をしましょう。
⑨休日出勤は控えましょう。休日出勤をした場合は必ず代休を取得しましょう。
⑩相談相手を3人以上持ち、不安な時は早目に相談をしましょう。
⑪睡眠を第一優先しましょう。
⑫趣味やライフスポ-ツを楽しみましょう。

 
毎日ドクタ- 健康かわら版 10月号 2017.10.02
一般財団法人 毎日ドクター

おすすめのウォ-キング方法 インタ-バルウォ-キング

産業医・毎日ドクタ-理事長 山田正樹

■健康増進のため運動をしましょう
健康増進を目的に自分自身の体力や年齢に合った運動(ライフスポ-ツ)を継続しましょう。運動をすることにより 
①心肺機能が維持されます。 
②四肢や体幹の筋肉が維持されます。 
③代謝・血行が活発になり糖尿病の予防に効果があります。
④リフレッシュ効果により脳の老化、認知症の予防に効果があります。

■おすすめのウォ-キング方法 インタ-バルウォ-キング
ウォ-キングのように歩くという運動は全身の血液循環を良好にして血圧の安定を導きます。まず、ウォ-キングの前には必ず準備体操とストレッチをしましょう。ふくらはぎ、太ももの後面の筋肉は肉離れをおこしやすいので注意が必要です。運動前のストレッチは一箇所のストレッチを10秒前後にしましょう。長時間の伸展ストレッチは筋肉線維が弛緩しすぎて筋力低下をおこしケガにつながります。
最近、インタ-バルウォ-キングという歩き方が注目されています。これは歩くスピ-ドにメリハリをつけることにより、安全に筋肉や心肺機能を強化して、消費カロリ-のアップを図る歩き方です。準備体操とストレッチをおこなってから最初の10分はのんびり、次の10分は少し早く歩きましょう。その後は歩幅をひろげて大きく腕を振って5分歩く、次に通常の歩き方で5分歩く、これを1セットとして、2回繰り返します。慣れてきたらこのセットを増やしましょう。終了したら必ずク-ルダウンの体操をして筋肉をほぐしましょう。インタ-バルウォ-キングの目安は40分から60分、週3回から4回です。ご自身の体力に合わせて取り組みましょう。

■運動の強度と水分補給
安全な運動の強度は、運動中に簡単な挨拶や会話が出来ることです。運動のピ-ク時に挨拶や会話ができれば脈拍数は120回/分以下のことが多く安全なレベルといえます。また、こまめな水分補給により運動後に排尿があることが理想の水分バランスです。

■運動中の打撲、筋肉痛、肉離れに有効なアイシング
打撲、筋肉痛、関節痛が出現した場合は氷のう、保冷剤などで30分ほどアイシングをして患部を冷却しましょう。アイシングにより患部の拡がりを防ぐことができます。
その後、冷シップを使用して治療しましょう。早目の整形外科受診もおすすめします。

 
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