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毎日ドクタ- 健康かわら版 11月号 2014.11.01
一般財団法人 毎日ドクター

 2014年度 インフルエンザ情報 

産業医・毎日ドクタ-理事長 山田正樹

インフルエンザの基礎知識
毎年、冬に流行するインフルエンザは通常の風邪をひき起こすウイルスとは異なり感染力が強いため、学童では学級単位で、大人では事業所・部署単位で集団感染、集団発症する可能性があります。感染してから1~2日で発熱(37度~39度)、全身の筋肉痛、倦怠感、吐き気、下痢、食欲低下、脱水症などを引きおこします。また、乳幼児では脳炎の合併、高齢者では肺炎の合併も心配されます。
本年流行すると考えられているインフルエンザウイルスはA型(H1N1)、A型(H3N1)、B型と予想されており、新たに変異をしたインフルエンザウイルスは発生していません。

インフルエンザの予防接種
インフルエンザの予防接種は法律上では任意予防接種の扱いですので、希望される方が接種を受けます。日本のインフルエンザ予防接種実施率は30%台後半で欧米の50%台と比較すると低率となっています。インフルエンザは集団感染、集団発症、重症化する危険がありますので是非予防接種を実施しましょう。

予防接種のポイント
①医療機関では10月下旬からインフルエンザの予防接種を実施しています。
②本年流行すると想定されるインフルエンザウイルスに対応したワクチンです。
③ワクチン0.5ccを上腕に皮下注射します。予防接種は1回で十分効果があります。
④予防接種後2週間前後で免疫を獲得し、約4か月持続します。
⑤予防接種実施にあたっては十分な問診と体温測定をいたします。当日に発熱をしている方は延期となる場合があります。

インフルエンザの感染を防ぐ一般的な注意事項
①流行期には手洗いとうがいをこまめにしましょう。
②通勤や人ごみの中ではマスクをしましょう。
③加湿によりインフルエンザウイルスの飛散が弱まります。加湿器を使いましょう。
④インフルエンザの予防接種を毎年実施しましょう。
⑤免疫力を落とさないために充分な睡眠とバランスの良い食事を摂りましょう。
⑥残業や休日出勤はひかえて体力を維持しましょう。
⑦体調不良を感じたら体温を測り、医療機関を受診しましょう。

 
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